“私が日本で一番驚いたのは、29歳の良い歳をしたおっさんが一人で家を借りられない、という事でした。最終的に、伯父を連帯保証人として使わせて貰うことで事なきを得たのですが、これには驚きました。別に収入がない訳でもなく、収入から払えない家賃を払おうとしているのでもなく、犯罪履歴がある訳でもない。それでも、私に対する社会における信用は、一人で家を借りるのに値しなかったのでしょう。
この理由は未だにあんまりはっきりしていませんが、不動産屋の言うことを聞いたりしていると、収入は勿論の事、どこで働いているのか、その勤め先の設立年数、私がそこで働き出してどれくらいになるのか、今住んでいるところに住み始めてどれくらいになるのか、などが非常に重要とされているみたいでした。私は15歳の時から米国に住んでいたので、今回日本に来た事で、勤務年数や居住年数なんかはほぼ0でした。
これは、日本で人が転職を懸念する理由としては非常に大きい。私ならしたくないだろう。米国で転職するのとは訳が違う。米国で転職しても、クレジットスコアは私についてくるので、転職したてでも車のローンは組めるし、収入に見合ったところなら家も借りられる。日本では人の流動が少ないと良く聞くが、そんなの当たり前だ。リスクが大きすぎる。少なくとも、米国のそれよりは大きい。”
- 日本における社会での信用 - 思った事 (via otsune)
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