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— 作品として作られているものであれば、誰しもが平等に見ることのできる状況を求める作家は多いと思いますが、あえて主張しない理由は?

「特に性的な作品は微妙でして……。春画などの歴史を辿ってみると、みんなコソコソ見て楽しんでいたわけですよね。コソコソ見るから、エロ本は面白い。僕は若い時から、そういったものをコソコソと、ちょっと罪悪感や後ろめたさをもちながら見てきました。その時間は、振り返るととても充実していて。何でもかんでも、おおっぴらにすればいいというわけでもない。幸いにして、僕の所属しているミヅマアートギャラリーは理解があり、性的な作品のガイドラインを注意されたことはありません。僕のホームグラウンドであるギャラリーで禁じられることなく作品が発表できるのであれば、特に美術館にそのガイドラインを強制しようとは思わない。『18禁部屋』に展示する作品のいくつかは(犬シリーズなど)、きっと美術館では無理だろうなと思っていたので、そこがOKとなっただけでもよかったなと」



- 「1分でわかる会田誠:初の大規模個展を控えた、美術家の挑戦」(1) “コソコソ見るから、エロ本は面白い”: 森美術館公式ブログ (via kazukij)

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