“(落合)どこの世界でも、良い伝統なら問題ありませんが、悪い伝統を一掃するのは難しいです。
最初の仕事はコーチとの約束でした。
まずコーチには、「選手に対して絶対に手を挙げてはいけない」と約束してもらいました。
また、コーチが選手を引き連れて食事に誘うことは派閥を作り、選手が逃げ込む拠り所を与えてしまうため、絶対にしないようコーチ陣には守らせています。
たった70人の選手。裏方さんを入れても140人、150人の所帯であっても、敵・味方を作ると固まってしまう危険があり、良いことはありません。
(社長)コーチは管理職として、強い指導者である必要がありますね。
(落合)選手は子供でも学生でもなく、契約金を貰っているプロ選手であり、言うことを聞かないから、やらせたことができないからと手を挙げてはダメです。
こういう環境では、選手がビクビクして素直に野球に取り組めません。
(社長)体罰というか、強権も時には必要ではありませんか。
(落合)プロの選手ですから、ダメだったり無理だったらユニホームを脱ぐだけのことです。だから体罰は不要です。
ダメなら、2時間でも3時間でも練習をさせるのです。
体罰による一瞬の痛さよりも、練習を続ける方が選手にとっては辛いのです。
一瞬で辛さを忘れることができる体罰に意味はありません。”
- コウサする日々 : 落合監督の対談② (via rurinacci)
最初の仕事はコーチとの約束でした。
まずコーチには、「選手に対して絶対に手を挙げてはいけない」と約束してもらいました。
また、コーチが選手を引き連れて食事に誘うことは派閥を作り、選手が逃げ込む拠り所を与えてしまうため、絶対にしないようコーチ陣には守らせています。
たった70人の選手。裏方さんを入れても140人、150人の所帯であっても、敵・味方を作ると固まってしまう危険があり、良いことはありません。
(社長)コーチは管理職として、強い指導者である必要がありますね。
(落合)選手は子供でも学生でもなく、契約金を貰っているプロ選手であり、言うことを聞かないから、やらせたことができないからと手を挙げてはダメです。
こういう環境では、選手がビクビクして素直に野球に取り組めません。
(社長)体罰というか、強権も時には必要ではありませんか。
(落合)プロの選手ですから、ダメだったり無理だったらユニホームを脱ぐだけのことです。だから体罰は不要です。
ダメなら、2時間でも3時間でも練習をさせるのです。
体罰による一瞬の痛さよりも、練習を続ける方が選手にとっては辛いのです。
一瞬で辛さを忘れることができる体罰に意味はありません。”
- コウサする日々 : 落合監督の対談② (via rurinacci)