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" ある少年の1日を描いた4コマの絵を見せて、日米仏の小学校5・6年生に説明してもらいました。  まず自由課題で「少年の一日がどんな一日だったか」を問いました(図表1)。すると、日本の子どもの93%は出来..."

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“ ある少年の1日を描いた4コマの絵を見せて、日米仏の小学校5・6年生に説明してもらいました。
 まず自由課題で「少年の一日がどんな一日だったか」を問いました(図表1)。すると、日本の子どもの93%は出来事が起こった順番に書きます。例えば、「けんた君はテレビゲームをしていて、いそいで野球のしあいにでかけ、バスにのったところ、まちがえて、しあいにおくれて、ピッチャーができませんでした」(読点は補足)といったように、「……して」とつないでいく「時系列型」の構造です。フランスの子どもも日本と同じ、時系列型の説明が圧倒的多数を占めました。それに対してアメリカの子どもの場合、時系列での書き方と共に、「この日はジョンにとって最悪の1日でした」と、まず総まとめや評価を書いて、その理由や原因として1日の出来事を述べるパターンが3割強見られました。つまり、出来事を原因・結果で捉える「因果律型」の説明構造です。”

- 6号:日米仏の思考表現スタイルを比較する (via kotoripiyopiyo)

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