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- AV誕生から30周年の思い出をAV好き作家・高橋源一郎とAVライター・安田理央がアツく語り合った!! - 日刊サイゾー (via toronei)
■ヌキに特化された、AVの完成形
安田 ところで、企画もののAVが淘汰されていって、AVから「遊び」がなくなったという話をしましたけど、それは決して悪いことではないんですよね。「AV30」を編集してて思ったんですよ、「いまのAV、エロくていいわぁ」って(笑)。
高橋 たしかにヌキに特化した視点で見てみれば、ものすごくレベルが高くなってるよね。E-BODYとかS1の作品っていうのは、それのある種の完成形。30年かけて練り上げられたスタイルだからね。
安田 平野勝之さんの作品とかもすばらしいんだけど、「ヌク」というAV本来の機能からはちょっと外れちゃう。
高橋 どうしても「表現」が入っちゃうからね。
安田 だから「さあヌクぞ!」っていうときは、S1とかを見ちゃうんじゃないかな。「ユーザーが見たいものを見せる」ためのノウハウが蓄積されてますから。そういう意味では、僕はプレミアムっていう、高級感ある単体女優のメーカーが一番好きなんですよ。
高橋 そういう作品って、ものすごく可愛い子が、ものすごくエロい肉体を、完璧なアングルで見せてくれる。そういう技術がもう、完成されてるよね。
安田 女優も男優も制作者も、みんなスキルが高い。職人的といってもいいですね。特に女優はね、「なんでデビュー作からそんなに上手いの?」っていうくらいのことをみんなやってる。なんでかっていうと、彼女たちの世代って、もう子どもの頃から自然にAVを見てるんですよ。見てるから、男の乳首は舐めるものだと思ってる(笑)。
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