“刈部 ほんとにとんでもないですよね。あの一件のせいで我那覇選手は、ある種違う方向に行かされてしまった。本書の冒頭にもあったように、せっかく日本代表になって、いざっていうときに。本当に口惜しいし残念ですね。
木村 特に当時はオシム監督でしたから、平等にチャンスを与えていましたし、我那覇選手は万能型のFWとしてあのチームの中ですごく可能性を持っていた。本当にもったいない。
刈部 オシム監督のリタイアについても、すごくあいまいにされていますよね。川淵さんが、突然記者会見でうさんくさい涙を見せて、有無を言わさず交代の流れに持っていった。強制退去と言ってもいいかもしれない。
木村 川淵会長は家族が病状については誰にも言ってほしくないって言ったにもかかわらず、オシムを見舞った直後のご自身の講演会で、脳が異常に腫れてるとか話してしまった。「オシムって言っちゃったね」失言で監督にして、最後は家族の意向を無視して症状を口外した。日本サッカーのために命をかけてくれた監督や代表選手にリスペクトが無いですね。ドーピング問題のときも勝手に自分で量刑まで記者に話してしまって後に引けなくなった。
刈部 やっぱり権力を持った人の最期っていうか、終着感がいろんな歪みとして表れていますよね。こと我那覇選手の一件に関して言えば、間違いを認めたからといって彼らがけん責されるわけじゃないですか。悪かった、こちらが間違っていた、お金もちゃんと返すと、言えばいいのに。”
- 潔白だった我那覇、病状口外を望まなかったオシム――、総括と反省なきJリーグ - FOOTBALL WEEKLY - ライブドアブログ (via toronei)
木村 特に当時はオシム監督でしたから、平等にチャンスを与えていましたし、我那覇選手は万能型のFWとしてあのチームの中ですごく可能性を持っていた。本当にもったいない。
刈部 オシム監督のリタイアについても、すごくあいまいにされていますよね。川淵さんが、突然記者会見でうさんくさい涙を見せて、有無を言わさず交代の流れに持っていった。強制退去と言ってもいいかもしれない。
木村 川淵会長は家族が病状については誰にも言ってほしくないって言ったにもかかわらず、オシムを見舞った直後のご自身の講演会で、脳が異常に腫れてるとか話してしまった。「オシムって言っちゃったね」失言で監督にして、最後は家族の意向を無視して症状を口外した。日本サッカーのために命をかけてくれた監督や代表選手にリスペクトが無いですね。ドーピング問題のときも勝手に自分で量刑まで記者に話してしまって後に引けなくなった。
刈部 やっぱり権力を持った人の最期っていうか、終着感がいろんな歪みとして表れていますよね。こと我那覇選手の一件に関して言えば、間違いを認めたからといって彼らがけん責されるわけじゃないですか。悪かった、こちらが間違っていた、お金もちゃんと返すと、言えばいいのに。”
- 潔白だった我那覇、病状口外を望まなかったオシム――、総括と反省なきJリーグ - FOOTBALL WEEKLY - ライブドアブログ (via toronei)