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"むしろ、コンテンツから日本人が見えてくる。たとえば、昨年映画化された『宇宙兄弟』や『テルマエ・ロマエ』などの人気コミックがあるわけですけど。これのファン層を集計してみると、女性を中心に20代、30代から..."

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むしろ、コンテンツから日本人が見えてくる。たとえば、昨年映画化された『宇宙兄弟』や『テルマエ・ロマエ』などの人気コミックがあるわけですけど。これのファン層を集計してみると、女性を中心に20代、30代から50代まで、大きなふくらみを持ったカーブを描きます。

マーケティングの世界では、F1が女性20〜34歳、F2が35歳から49歳、F3で50歳以上とやっていますよね。あるいは、もう少し細かなプロフィールでも消費者を見ますけど、そのくらいだと、この2作のファン層は「ぜんぶ」ということになっちゃう。ところが、実際にはこうした作品のファン層って、たぶん頭もよくて、あるセンスやユーモア感があってと、その人のライフスタイルや消費に結びつく括りになるんですね。

つまり、商品やサービスを設計したりするときに、コンテンツで人を切ったほうが話が分かりやすくなってきている部分があると思います。もう一段うちのデータで踏み込んでいくと『宇宙兄弟』のほうは、20代に明確なクラスタがプラスされていてTwitterなんかをよく使っている。実際、映画の興行収入とは逆にソーシャル上では『宇宙兄弟』のほうが盛り上がっていましたね。



- 「今の時代、F1、F2は古い。日本人はコンテンツで斬れる」角川アスキー総研・遠藤諭さん (via otsune)

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