Quantcast
Channel: Untitled
Viewing all articles
Browse latest Browse all 13874

"「えーと、生ビール8つとウーロン茶ふたつお願いします。」 良くあるシチュエーションですよね。 賑やかに談笑し、料理のメニューなどを見ながら数分待つと、 「生ビールお待たせしました。生のお客さまはど..."

$
0
0

「えーと、生ビール8つとウーロン茶ふたつお願いします。」



良くあるシチュエーションですよね。


賑やかに談笑し、料理のメニューなどを見ながら数分待つと、



「生ビールお待たせしました。生のお客さまはどちらさまでしょうか?」



と8杯のビールが配られます。




そして、


そして、2杯のウーロン茶が微妙に来ない。



ほんの数分なのでしょうが、ウーロン茶が来るまでの数分、



「どうぞどうぞ、先に乾杯なさってください。」とウーロン茶組が
言えば「いえいえ、もう来るでしょう。」と生ビール組。



談笑していたはずが、なぜか無言になり、
ビールの泡だけが消えて行く。



「ウーロン茶、お待たせしました!」


と元気よく言われて、
残る2杯が到着した時には、生ビールの泡は消えてなくなり、
なんとなく、嫌な雰囲気が。



私、思うんです。


どうしてウーロン茶を先に持ってこないのかなあ、と。



ウーロン茶には泡がないのですから、
まずウーロン茶を2杯持参してから、

生ビールを8杯持参すれば
即乾杯できますし、


仮に乾杯までに要した時間が同じでも
「待たされている」意識がないと思うのです。


私はこれも立派な「おもてなし」だと考えます。



大切なことをもう一度書きます。




接客のスキルだけではなく、
気配りと言うものが本当の意味での
「お客さま想い」に根差しているかどうか、




ビールの泡が消えつつ、
会話も途切れてしまっている空間には、
従業員さんや仲居さんは立ち会っていません。


だからこそ、自分がいないその空間で
何が起きているかを「察する」クセを付けて頂きたいと、

そんなお話をいくつかさせて頂きました。



接客や接遇のスキルはとても大切ですが、
その前提にある「おもてなしへの考え方」が重要です。



- おもてなしの語源と本当の意味。|★究極の旅行代理店と呼ばれて ~高萩徳宗の毎日ニッポン横断~ (via nakano) (via mitukiii) (via tra249) (via hoory) (via usaginobike) (via darylfranz)

2010-07-09

(via gkojax-text) (via mcsgsym) (via dontrblgme) (via monoprixgourmet) (via fishandmush) (via thanhe) (via zakurochan) オモテアリ (via jumpingeye) (via ipodstyle) (via oshiire)

Viewing all articles
Browse latest Browse all 13874

Trending Articles